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2008年10月19日

バドミントンのダイエット効果(決定版)

バドミントンのダイエット効果(決定版)一世を風靡したビリーズブートキャンプへの入隊からおおよそ一年が経過した。残念ながらというか当然というか、今ではビリー隊長はマスコミから完全にDELETEされ、マゴナ研究室の真面目な二等兵も隊長不在のまま除隊扱いの憂き目にあっている。しかし、日本国では今年4月から「特定健康診査・特定保険指導」という名のメタボリック撲滅運動が始まっており、マゴナ研究室におけるメタボ掃討作戦もビリー隊長の失踪如何にかかわらず、その継続が強く求められているのであった。(左画像は厚生労働省のHPより転載)

過去2回の記事、「ビリーズブートキャンプの効果や如何に」(2007年7月14日)、「ビリーズブートキャンプのその後」(2007年10月13日)では、ブートキャンプのダイエット効果、さらにはブートキャンプに代わって登場したバドミントンのダイエット効果について分析している。今回の記事はその続編であり、バドミントンのダイエット効果を1年間にわたる捨て身の臨床試験で実証した決定版である。

バドミントンといえば、最近では北京オリンピックの「スエマエ」こと末綱・前田ペアの予想外の活躍でがぜん注目を集めた競技である。前評判の高かったビューティペア「オグシオ」こと小椋・潮田ペアが、後に金メダルを獲得した中国の「オナベペア」(杜セイ、于洋組)に粉砕されたのは残念であったが、これはクジ運が悪かったと諦めるしかない。それにしても、オリンピック日本選手団の大活躍により、今までテレビ放送の機会が極端に少なかったバドミントンの認知度が急速に高まったのは、競技歴わずか1年の筆者としても嬉しい限りである。

バドミントンのダイエット効果(決定版)さて、これからが本題である。左表は筆者の2007年6月18日から2008年9月13日までの体重、体脂肪率、体脂肪、バドミントンのプレイ回数の実測値である。体重、体脂肪率の値は、起床からおおよそ30分後の計測値を一週間毎に単純平均している。二日酔いのため、時々測定漏れ(欠値)が生じたこともあったが、そもそもが大雑把なプロジェクトであることから、あまり気にしないでおきたい。(笑) ちなみに、バドミントンは1回につき概ね2時間の運動で体重が1~2kg減少する程度である。

バドミントンのダイエット効果(決定版)続いて、この計測値の可視化に取り組んでみる。左のグラフは横軸に計測期間を取り、縦軸に、体重(左目盛)、体脂肪(右目盛)を示している。体重はダイエットプログラム開始時点の65kgから着実に右方下がりで推移し、2008年の5月以降は概ね60kgで安定している。体重の減少を見る限りダイエットは成功したといえる。しかし、ダイエットの成否を体重の変化だけで判断するのは危険だ。重要なのは体脂肪の変化である。体重減少が体脂肪の減少によるものであればオッケーだが、筋肉も減少するようでは健康的なダイエットとはいえない。理想は適度な運動と食事制限により、筋肉を落とさずに身体の代謝を上げることで脂肪を燃焼させることにある。この関係を確認するために、右目盛の体脂肪に着目してみる。右目盛と左目盛のスケールは一致していることから、理想的なダイエットならば、紫色の体重と青色の体脂肪の折れ線は一致するか、もしくは体脂肪が体重以上に減少するはずだ。筆者の場合、2007年11月から2008年5月までの7カ月間は体重の減少が1kg程度体脂肪のそれを上回っているものの、体重の減少幅と体脂肪の減少幅がほぼ見合っていることから、健康的なダイエットであったと判断できる。

次は、分析の根幹ともいえるバドミントンのダイエット効果、すなわち体重ならびに体脂肪減少への影響測定である。分析には、バドミントンのプレイ回数と体脂肪の相関係数を計測する方法が考えられるが、運動量のデータを少し加工する必要がある。少々の運動でいきなり体重や体脂肪は減少しない。体脂肪減少をもたらす筋肉の強化ならびに脂肪燃焼には、ある一定期間の運動が前提となる。問題はどの程度運動すればダイエット効果が現れるかという点である。このことを明らかにするために、バドミントンのプレイ回数を過去に向かって移動平均し、その移動平均期間のバドミントンプレイ回数毎に体脂肪との相関を計測したのが下表である。

[体脂肪とバドミントンプレイ回数(移動平均)の相関係数]
測定期間:2007/10/1~2008/09/28
【プレイ回数】 【相関係数】
1週間移動平均 -0.394
2週間移動平均 -0.563
3週間移動平均 -0.660
4週間移動平均 -0.739
5週間移動平均 -0.805
6週間移動平均 -0.830
7週間移動平均 -0.825
8週間移動平均 -0.824
9週間移動平均 -0.832
10週間移動平均 -0.838

バドミントンのダイエット効果(決定版)一般的に移動平均期間が長期化するほど体脂肪率との相関係数は高くなる傾向があるが、概ね6週移動平均あたりから相関係数は0.82程度で安定する。つまり「6週間」がポイントである。続いて、バドミントンプレイ回数の6週間移動平均値と体脂肪の関係を左グラフで確認すると、一目瞭然、体脂肪の減少とバドミントンのプレイ回数は完全に連動していることが分かる。

このことから得られる結論は「体脂肪の減少は過去6週間のバドミントンのプレイ回数によって左右される。さらにいえば、筆者が今まで通りの食生活を続けるという前提で、体脂肪12kg、体重60kgを維持するためには、毎週2.5~3.0回程度のバドミントンが必要となる」である。特に、この「6週間」という期間には妙な説得力を感じてしまうが、実は弱点もある。マゴナ研究室は「なぜ6週間か」という問いに答える材料を持ち合わせていないのだ。それはさておき、今回の当たり前ともいえる結論の実証には、それなりの労力が必要であったこともご理解いただき、是非とも、貴方のメタボ撲滅作戦の参考にしていただきたいと願うのであった。(笑)

【閑話休題】
バドミントンのダイエット効果(決定版)4月以降、記事掲載が滞っていることに対し、数少ない読者から問い合わせがある。なぜ記事を掲載できなかったのか。理由は単純だ。体調不良でも、仕事が忙しかったわけでもない。パソコンが壊れていたのである。最近ではマゴナ研究室の記事の多くは、出張先のホテルか太洋上の機内で書き起こしている。ところが、出張用のノートPC、FLORA210W NL3がキーボードの不良で長らく使えなかったのだ。しかし、先日、Yahooのオークションでキーボードのジャンクパーツ(写真左)を1,500円で入手できたことから、FLORAは完全な復活を遂げた。今後は、従来どおりのペースで記事を掲載したいと、今、この瞬間も太平洋上で誓うのであった。


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Posted by magona Laboratory at 00:00 │スポーツ